底辺ファンド

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【株の勉強】PER(プライス・アーニング・レシオ)

きのうの夜、米国の株価、一瞬あがったのに、後場から下がってしまった。僕の株たちも、そのあおりをうけてマイナス18,000円。

はやく回復してほしい。

今日から、ちょっと株の単語を勉強しようと思う。

なぜなら、いや、なぜならば、僕はいままで雰囲気で株を買ってたから。それでも勝てたけど、これからさらなる高みに君臨するには、さまざまな指標までよみこんで、もっとゴリゴリになる。

準備はいい?

いっても、単語検索して、ウェブとユーチューブ見ただけだから、正しいかは保証しない。

もしまちがってたら、コメント欄でおしえてほしい。

じゃあ、いってみよう。

プライス・アーニングス・レシオッッ!

僕が気になったのが、タイトルにあるプライス・アーニングス・レシオ。


略してPER。


PER:株価収益率
名称:Price Earnings Ratio
読み:プライス・アーニングス・レシオ
計算:現在の株価 ÷ 1株あたり純利益

これ、よく見るんだけど、なんなんだろうって、ずっと疑問だった。

よくわかんないけど、この率を見れば、その株が高いのか安いのか見きわめられるっぽい。

およそ15倍が平均値とされていて、15倍より多いと割高、少ないと割安って判断するらしい。

高い>>>>>15倍>>>>>安い

PERの計算方法

ところで、このPER、なにを元に計算してるの?って気になったから、ちょっとしらべてみた。


PER = 現在の株価 ÷ EPS(1株あたり純利益)


はぁ?

って思うけど、そんなに難しくないから、落ちついて聞いてほしい。


現在の株価は、そのままの意味であってる。たとえば今日のソフトバンクの株価は1,456円って感じ。

意味不明なのは、後ろのEPS。

「1株あたり純利益」って、急にどこからでてきた?

と思うけど、じつはこれもカンタン。


EPS:一株あたり純利益
名称:Earnings Per Share
読み:アーニングス・パー・シェア
計算:当期純利益 ÷ 発行済株式総数

EPSの計算式は

当期純利益 ÷ 発行済株式総数

で、

「発行済株式総数」は、なまえの通りだから、わかるよね。そう。会社が屋上からバラまいた株の枚数のこと。現物ともいう。

で、当期純利益も、なまえのまんまだけど、軽く説明すると…


当期純利益とは?

「当期」は1年間の意味で、「純利益」は、売上げから費用と税金をさっぴいて、のこったお金のこと。

ウチの家計にたとえると、去年1年間の給料から、1年分の家賃、食費、洋服代、電気ガス水道、電話代とか、全部さっぴいて、あとにのこった純粋なお金。

つまり、会社で1年間に売上げたお金から、費用と税金をぜんぶ引いて、純粋にのこったマネー。

これが当期純利益


そして、のこったお金(当期純利益)を、発行した株の数(発行済株式総数)で割ると、一株あたりの純利益がわかる。

それがEPS。


知ってた。

ぜんぶ知ってた。


だから、今の株の値段を、EPS(一株あたり純利益)で割ると、PER(株価収益率)を出せるんだよ。

それがプライス・アーニングス・レシオ。

株と会社の価値は「純利益」が基本

それはさておき、結局のところ、株のねだんとか会社の価値って、その会社が1年間でいくら稼げる(利益を生む)かで決まってしまう。

かなしいけど、それが現実。

配当金なんかも、この純利益をもとに計算してる。

つまり、PER(株価収益率)を見れば、その株が高いのか安いのか、ひとつの目安になる。だから、僕のPERがべらぼうに低くても、ゴミ扱いしないで優しくしてほしい。


ちなみに、PERとEPSに含まれてる「E」は、アーニングスっていう英語の頭文字で、収益とか利益とかって意味。

「きのうアーニングス減っちゃってさ」って感じで使える、豆知識。


なにを言っているんだ、僕は。




今日のお勉強はここまで。